スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
岐阜県現代陶芸美術館〜大織部展〜
岐阜県現代陶芸美術館大織部展を見に行ってきました。
2014年9月6日(土)〜10月26日(日)の開催。

夫が前日の日曜日に出勤で、この日は代休だというので、大織部展を見に多治見まで日帰りで行くと言い、一人で行かせるのも心配なので、私も有休とって行くことにしました。
特急で長野まわりで行くことも考えていたようですが、御嶽山の噴火で影響ありそうだったので、普通に名古屋まで新幹線で行くことにしました。
東京から名古屋までは新幹線で1時間半くらいだからすぐだね。

名古屋についたらまずは味噌煮込みうどん!
味噌煮込みうどん
名古屋コーチンつくね入りのにした。うどんが少なめな気がした。
昼にはちょうどいいけど。

多治見までは、名古屋からJR中央本線で40分くらい。
途中に土岐川を見つつ。古虎渓っていう渓谷みたいな素敵な駅があったわ。

多治見駅は地方の駅だねえというかんじ。
そこからバスだが、1時間に1本しかないので、タクシーにした。
岐阜県現代陶芸美術館は山の上にあった。

大織部展
やっと着いた!
本年は、古田織部の400年忌ということで、織部好みの陶磁器をずらり参集した展示となっていました。
古田織部といえば、ご存知、山田芳裕の漫画「へうげもの」。この漫画が私の茶道具好きとなるきっかけを作ったと言っても過言ではない。もちろん漫画も全巻持ってます。へうげものも本展に全面協力しているそうです!
漫画にも出てくる織部好みのあの茶碗あの壺などを実際に見るチャンスです!

第一部古田織部・考
古田織部の肖像や、消息(手紙)、師匠である千利休の重要な消息など。織部作の茶杓などもありました。あ、千利休作の茶杓《泪》の展示は9月11日〜15日の5日間だけだったのね。第一部は資料が多かったです。

第二部織部と同時代のやきもの
まずは朝鮮のやきもの、それから天目茶碗、黄瀬戸、志野、鼠志野、瀬戸黒、織部黒、織部、伊賀、備前、萩、そして唐津焼まで、焼き物の種類ごとにまとめられた個性的な焼き物の数々。かなりのボリュームです。
黒織部茶碗の、黒い鉄釉を掛け分けて、その余白に描かれた個性的な文様。花だったり、●や▲だったり、うずまきだったり、17世紀の桃山時代にこんな奇抜な茶碗が作られていたんですものねえ。
また、織部の茶碗やうつわも個性的。赤土の茶色がかった地のうつわに緑釉をかけ、さらに釉をかけなかったところに鉄絵で片輪車や、幾何学模様などを描く。形も、茶碗がひしゃげていたり、うつわが千鳥や扇の形だったり、自由闊達。見てて見飽きないですね。
古田織部のセンス、好きすぎる。

ちょっと残念だったのが、お客はあんまり多くないわりに話し声が多かったことですかね。あと、関係者らしいじいさんが、他のじいさんに解説しながら見て回ってて、じいさんで耳が遠いのか、その解説の声がやたら大きくて気になったことですかね。。

大織部展
その後、「織部の茶室空間を体感」ということで、「燕庵」を原寸大再現した茶室にも入ってきました。
また、ギャラリー2にて、「識・織部の精神 美濃の現代陶芸」も見てきました。北大路魯山人、川喜田半泥子の作品も。また、昭和初期に志野茶碗に魅せられ、美濃焼を再興した荒川豊蔵の志野水指も。

先日の青磁もそうでしたけど、古典に習ってそれを再現しようとした陶磁器は素晴らしいものが多いけど、それは昭和の時代くらいまでで、その後の現代美術的作品には魅力を感じない。それどころかグロテスクに感じる。
現代の技術で、複雑な形や、いろいろな発色が出せるようになり、作品に個性を発揮することは容易になったかもしれないが、美しいか美しくないかという基本的なことを見失っているのではないか?
現代の作家でも、古陶磁器、骨董の面影を匂わせるような作家さんは好きです。

その後、図録(品切れだったので郵送してもらう手配をした)やおみやげを買い、バスの時間まで微妙に時間があったので、2階の離れにある茶室に行ってみたのだが、閉まっていて入れず・・・?
それにしても、敷地がでかく、やや紅葉が始まっている山を背景に、外には2階から地階の高さまで水が流れ落ちる巨大な壁があり、それを臨むレストランもあり、でかい箱だな〜と思いました。

バス、電車で名古屋まで戻ったらまだ17時くらいでしたが、備長ひつまぶしエスカ店にて夕ご飯!
ひつまぶし
私はひつまぶし、夫はうな重を。
実は東京の銀座にも支店があり、何回か行ったことあるんですけどね。
それにしても、17時台だというのに、けっこうお客入ってくるのね。
うな鮨を持ち帰りしようと思ったけど、出る頃には売り切れちゃった。


「へうげもの」はモーニングにて隔週連載中。

あ、11月に19巻が出るのね。
また1巻から読み直そうっと。

スポンサーサイト
【2014/09/29 22:28】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
彼岸花2014その2
通勤途中にある彼岸花。ちょっとだけ。

彼岸花 彼岸花
彼岸花 彼岸花
ちょっとごちゃっとしてる。

玉蜀黍畑
玉蜀黍畑。
日差しは強いけど、空気はカラッとしている、9月でした。

今年は、韮の花と白い彼岸花を殆ど撮れなかったのが心残り。(;;)
韮の花は、9月初めに、前住んでたアパートの裏の空き地に撮りに行ったら、まさに草刈りされたところで・・・
大ショックだった。

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

【2014/09/28 23:26】 | 写真 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
イヌサフラン
今年もイヌサフランが咲きました!
いつものところに、いきなりキレイな花を咲かせます。
今年はちょと早めかな。でもいつもより多い気がする。

犬サフラン
イヌサフラン(コルチカム)はサフランに似ているが別の種。
それどころか、毒があり、ギョウジャニンニクなんかと間違えて食べて死亡した事例もある。

犬サフラン 犬サフラン
シジミチョウや蜂などの虫には大人気だけどね。

犬サフラン
それにしても、この逆光を受けて光り輝くようなパープルのグラデーション!!
見入ってしまいますね〜。
犬サフラン 犬サフラン
犬サフラン
この日はお天気もよかったので、心ゆくまで堪能しました。(*^-^*)


ちなみにこっちは家のイヌサフラン。
犬サフラン9月30日撮影
山形の実家にあったのを昨年掘って持って来たの。
2輪だけ咲きました。

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

【2014/09/28 22:04】 | 写真 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
山椒の実
近所の山椒の木に、真っ赤な実がついているのをみつけ、むしってきたんですが。

山椒

山椒

昼にむしってきてカップに入れておいたら、夜には中から黒い実がみんな脱出してたのがおもしろかった。(笑)

【2014/09/27 23:03】 | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
彼岸花2014
午前中の晴れ間をぬって、自転車で20分程の公園に行ってきました。
今年は週末にお出かけしたり天気が悪かったりで遅くなってしまった。
萩と彼岸花を見に行かなければ!

萩
萩はピークか、ちょっと遅いくらいでした。
風で揺れるからピントが今イチ。

萩
葉っぱのかわいい模様がよくわかる。
ていうか私の手相もよくわかる。(汗)

彼岸花は、やっぱりピークすぎてました。。
枯れた花が写り込むのは悲しいので、比較的よく咲いているところを。
彼岸花
石と彼岸花。

彼岸花
田んぼをバックに。
彼岸花 彼岸花
彼岸花には田んぼがよく似合う。
愛媛の祖父母のところを訪ねる際、新幹線で岡山まで、それから特急に乗り換えて瀬戸大橋を渡り、愛媛まで向かうその道中、右手に海、左手に山を臨むその景色が好きでした。
大学生の時、9月に愛媛を訪ねたところ、田んぼのあぜ道のところどころに真っ赤な彼岸花が咲いているのが車窓から見えました。その景色が忘れられません。
大学生の頃は9月は夏休みだったけど、社会人になるとその時期に旅行するのはなかなか難しいんだなあ。(;;)

彼岸花
縦構図。
向こう側に人のように見えるのはかかしです。

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

【2014/09/27 22:44】 | 写真 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
東京国立近代美術館工芸館〜青磁のいま〜
さらに、東京国立近代博物館で常設展を見た後は、工芸館の〜青磁のいま〜を見てきました。

MOMAT工芸館
工芸館は建物が赤煉瓦なのがまたオシャレですよね。

こないだのトーハクの青磁展といい、今年は青磁展の当たり年ですかね!?

青磁のいま
展示は三部構成。
第一部が日本に伝わった中国・南宋時代の官窯、龍泉窯の青磁
第二部がその南宋の青磁の魅力にとりつかれた板谷波山ら近代陶芸家の作品(明治・大正・昭和時代)
第三部が現代の人間国宝中島宏や若手作家ら10名の作品(主に平成)

第一部が楽しみなのはいわずもがな、第三部にも深見陶治さんの名前があるのを見て、楽しみにしておりました。

さすが、第一部はどれもこれも素晴らしい。形ごとに、瓶、輪花鉢、碗、香炉、盤、杯などの官窯、龍泉窯の名品が並んでおりました。

第二部、南宋の時代から700年の時を経て、青磁を生み出そうと奮闘した近代作家たちの作品。
板谷波山といえば、つや消しの色絵の陶磁器が特徴的ですね。出光美術館でたくさん持ってるらしく、特別展もやってましたね。今回来ていた板谷波山作の青磁もほとんど出光美術館からの出品でした。青磁も追求していたんですねえ。《青磁蓮花口耳付花瓶》は色も形もシックで良かったです。
南宋の時代の緑がかった青磁の色を出すのは難しいんですね。水色が強いのは、うーんってかんじでした。

第三部、現代作家たちの作品。
深見陶治さんの、2mくらいある、自分よりもでかい、尖った青磁には驚きました。
まあ家には置けないし、家で愛でるんだったら小さいぐい呑みや徳利がいいけどね。
他には、滋賀の作家、神農巌さんの、流線を施したような青磁の壺や鉢もいいと思いました。
高垣篤さんの《茜青磁ー屹立》は貫入と、水色と紫色の色合いが良かった。
若尾経さんの《象牙瓷水指》はベージュのぷっくりとした、蓮のつぼみのような形が美しい。若尾さんは夫が好きな作家さんで、北宋の青磁のようなぐい呑み、徳利を持っていますよ。


北欧料理→菱田春草→MOMAT常設展(東山魁夷)→古代から現代への青磁、と、もりだくさんの一日でした。


【2014/09/23 23:20】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
東京国立近代美術館〜常設展〜
菱田春草展を見終わった後、東京国立近代美術館の常設展を見てきました。
といっても、菱田春草展だけでもボリュームがありましたので、ハイライトの部屋と日本画室だけですが。

日本画室、まず入口入ってすぐに東山魁夷《秋翳(しゅうえい)》がありました。
東山魁夷
東山魁夷といえば、濃いブルーの色使いがまず頭に浮かびますので、こういった暖色使いは新鮮な気がします。

私は、その左手奥にあったこちらの絵が気に入りました。
東山魁夷
東山魁夷《白夜光》
なんと、東山魁夷が1962年に北欧を旅行した際に目にした、フィンランドのクオピオの風景を題材にした作品です!
濃い群青色の中に浮かび上がる湖の色がなんと神々しいことでしょう!
さすが千の湖の国。冷たく清らかで美しい絵です。

唐茄子畑
日本画室の奥には、下村観山の《唐茄子畑》の黒猫がいましたよ!
先ほどの菱田春草の黒猫とつながりがあるような・・・


ところで、この日の昼食は、吉祥寺のアルトゴットにて、北欧料理でした。
北欧料理
サーモンやエビなど海の幸をさっぱりといただく前菜。
北欧料理
北海道産トナカイ肉(ハツの薫製の刻んだの)入りのサラダ!
トナカイ肉うまかったです。薫製最高!
北欧料理
メインは鹿肉。リンゴとベリーのソースで。付け合わせにもリンゴのピクルスが。
満足でございました。

cafe moi
吉祥寺には北欧のお店がいくつもあるんですよね。雑貨とか。
こちらは10日前に行ったカフェmoiでのスカンジナビアンホットドック!
長いソーセージの上には揚げたタマネギ?がたくさん。
たっぷりスパイスのきいたシナモンロールもお持ち帰りしました。

身近で味わえる北欧、また行きたいです。^^


【2014/09/23 22:08】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
東京国立近代美術館〜菱田春草展〜
国立近代美術館にて開催〜菱田春草展〜に行ってきました。
もう8ヶ月前から、楽しみにしてました。
MOMAT
前期9月23日〜10月13日、後期10月15日〜11月3日

菱田春草は東京美術学校で岡倉天心の教育理念のもと日本画を学び、やがて横山大観、下村観山らと共に日本美術院の中心人物となった。1874年生まれ1911没。享年36歳の短い生涯ながら、優れた、時には前衛的な日本画を多く描いた。
山種美術館で《桜下美人図》や《月四題》を目にしたり、先の「世紀の日本画」展(東京都美術館)でも作品を目にすることがありましたが、100点を超える作品を集めた、ここまで大きな回顧展をやるのはめったにない機会だと思いましたので、猫ペアチケット(猫の絵を含め入替があるので2回見られて2000円のお得なチケット)を用意して楽しみにしていました。

1章:東京美術学校の時代
16歳になる年に東京美術学校に入学した春草。やまと絵、狩野派、円山派の基本をふまえ、伝統的で優美な筆致。
《水鏡》の天女の柔和な表情と、華美でない、朽ちていくような紫陽花の色彩表現が見事です。

2章:日本美術院の時代
《武蔵野》など秋草(すすきなど)を描いた絵が多く印象的でした。すすき好きだったんですかね。
縦長の画面に朦朧体を用いながら山野の風景を描いた作品も。風景のみだったり、鳥が描かれていたり、人が描かれていたり。《菊慈童》はよく見ると童を取り囲む背景に細かく紅葉や秋の花が描かれているんですね。
輪郭戦を描かない手法のせいなのか、岩の形と影の描き方のせいなのか、《松林月夜》なんかみてると、西洋画の挿絵のような、シュールレアリズムのような、日本画でないような感じがするんですよね。
それは《蘇李訣別》のような人物を大きく描いた絵でも。人や羊の表現は輪郭線がなく、衣のグラデなど丁寧に施してあって西洋画のようなのに、人や羊の足下に影がないせいなのかな・・・
全然嫌じゃないんですけど、特に岩を見たとき、シュールな気持ちになる。

3章:外遊、そして五浦へ
春草は大観と共に、インドへ半年間、欧米へ1年間外遊したという。
春草と大観が一幅ずつ釈迦にまつわるエピソードを描いた絵がありましたが、春草のほうが、物語性があるように感じました。
《山路(雨)》は雨が降ってぬかるむ山道を人と牛が進む様子が、玉堂の描く山村の風景画のようでした。
《曙(Dawn)》は横長画面で全体がセピア色で、葉のない木々のシルエットをぼかして描く。銅版画のような雰囲気?でいいと思いました。
《春丘》や《躑躅》にはピンク色が印象的に使われてかわいらしい雰囲気でした。《春丘》は小さな額に入れて飾られておりました。他にも、針葉樹の影に群青色など使った実験的な絵も。
《曙色》も縦長の構図に下8割を占める山肌(砂漠?)、上部2カ所に突き出た岩、そして左下に雉?が飛んでいるというシュールな絵画画面。

4章:代々木の時代
このへんになってくると、もう人物を画面に大きく描いた絵はなくなってきますね。動物や植物をメインに描いた四季の空気を感じさせるものだったり、人間や家畜を小さく描いた山水画が主流。それを春草独特のセンスで描くところが素敵です。
やはり目をひくのは《落葉》の連作。木の幹の上部を断ち切った琳派的構成、その幹を根元から丁寧に細かく描いています。杉やくぬぎでしょうか。紅葉しているトチの木の幼木、朽ちて穴が開いてボロボロになった葉や緑から黄、オレンジ、茶色へのグラデーションを執拗なまでに描いています。おそらく入念なスケッチによるものなのでしょう。杉の幼木の緑の葉、茶色に朽ちた葉も湛然に描いています。
未完の《落葉》もあって、完成した作品と同じく紅葉のグラデーションを描いてありましたが、幹の色づけはまだ途中で、地面にも枯れ葉はなくまっさらで、制作途中の過程がわかって面白かったです。
他にも、鹿と幹、鳥と樹木の組み合わせなどがありました。
そして・・・きました!まさか黒猫と柿を組み合わせるとは!《黒き猫》の六曲一双の屛風は、背景はなく、地平線もなく、右隻に柿、左隻に黒猫と紫苑の花が描かれるのみ。琳派の影響もみてとれるが、速水御舟の《翠苔緑芝》(山種美術館)の黒猫を思い出しました。
いや〜でも黒猫と柿の組み合わせは最高ですね!《黒猫》の掛け軸の柿の葉には、たらし込みが施されているように見えます。鳥(からす)と柿の組み合わせも良い。
《猫に鳥》の二曲一双の屛風は、柿にからす、菊に白猫の取合せで、さらに金屏風なのでますます琳派っぽい!
今回、猫を描いた掛け軸が勢揃いなのも本展のみどころですが、1901年の《白き猫》はしっぽが黒く、頭に黒い円形のぶちがあり、北宋の徽宗筆の白猫に影響を受けていて、最も気品のある顔立ちをしていると解説にあった。確かに、春草は東京美術学校時代に、徽宗の猫図を模写している。(後期に展示)徽宗の猫のエピソードは、竹内栖鳳の《班猫》にもあった。どこまで影響大なんだ徽宗。そして今その徽宗の猫図はどこでもっているんだ?
そして1911年の最晩年に描いた6曲1双の金屏風は右隻に南天の木?、左隻にヤツデの木を余白たっぷりに描き、葉脈に金泥を使っているのか?本当に琳派だよコレ!やっぱり琳派最高!というか古典をおさえてる日本画家が私は好きだなあと思いました。

菱田春草展
図録と《柿に猫》のポストカードv

後期10月15日〜11月3日にもう一度行かなきゃね!

【2014/09/23 21:52】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
秋薔薇
秋薔薇の季節です。
薔薇
薔薇
小さい蜂が近づこうとしています。
根津美術館行く前に、午前中に、撮ってきました。

テーマ:季節の花たち - ジャンル:写真

【2014/09/21 23:23】 | 写真 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
根津美術館〜名画を切り、名器を継ぐ〜
根津美術館にて開催〜名画を切り、名器を継ぐ〜を見てきました。
秋の三館めぐり合同キャンペーンの一つにもなっており、欠け継ぎマニアの我々としては、とても楽しみにしていた展示です。
その期待以上の、素晴らしい展示内容でした!

〜唐絵の切断から〜
鎌倉時代以来、中国からもたらされた絵画や工芸品(唐絵・唐物)は、足利将軍の時代に集められ、やがて戦国・桃山・江戸時代の茶人達によっても珍重され、また茶室の掛物にするために絵巻物は切断され掛け軸に表装されたりした。
のっけから牧谿の《瀟湘八景図》(国宝)が登場して驚く。他にも、先の故宮展でも名前を見た馬麟だったり、雪舟だったり・・・豪華すぎる。
巻物を切断するなんて!と現代の感覚では思ってしまうかもしれないが、当時のコレクター・所有者達の作品を大切にする気持ちというか執念のようなものが感じられる。
それにしても、南宋時代の、情緒のある水墨画はやはり素晴らしいですね〜

〜古筆切と手鑑〜
平安時代後期に貴族たちの間で贈答された、料紙装飾も見事な歌集の巻物はまた後世に切断され、古筆切となった。桃山〜江戸時代初期には、古筆切をアルバム状の台紙に貼り込んだ手鑑が作成された。
《崔子玉座右銘断簡》は空海筆の草書の書の前後に狩野探幽が描いた高野山と和歌の浦の景が貼付けられた巻物となっている。空海の豪快な書と、狩野探幽の金箔が貼られた繊細な風景画の取合せが見事。
古筆切の和紙の紫や赤や青や茶色の美しいこと!それに美しいかな文字、漢字が描かれているのには溜息が出ます。特に《石山切 伊勢集》の白や青や黄や茶の和紙が組み合わされた和紙の保存状態もよく、美しいこと!料紙装飾として、松や柳など草花も描かれています。

〜絵巻・歌仙絵の分割〜
《鳥獣戯画断簡》がありました。そういや、京都国立博物館で10月7日〜11月24日に鳥獣戯画展やるよね。東京にも来てくれないかな。。この日見たのはMIHO MUSEUMのでしたが、10月21日からはもっと長い鳥獣戯画断簡が見られるよ(個人蔵)。図録を見ると、左端にいるあひるちゃんがカワイイ。
《佐竹本三十六歌仙絵》のいくつかを見て思ったのですが、最近私、ペン習字が草書に入ったので、和歌の旧かなづかいが読めるようになってる!!「の」とか「か」とか!いや〜ペン習字4年間続けて来た甲斐がありましたよ。習い事の成果が出るというのは嬉しいですね。夫も最近毎晩がんばって書いてると思ったら、早く草書に行きたいらしいです。(まだ楷書)

〜さまざまな改装〜
元は襖絵だった屛風や、押絵貼り屛風が掛物に改装されたものなど・・・
岩佐又兵衛の旧金谷屛風から掛物に改装された《梓弓図》《弄玉仙図》はかたやカラー、かたや水墨画だが、繊細な筆致が美しい。この二図は元は屛風に隣り合わせで貼付けられていたが、今は文化庁と滴水軒記念文化振興財団とに別々に収蔵されている。今回は隣り合わせで展示となった。

〜茶道具への愛着〜
《青磁輪花碗 銘 馬蝗絆》のように、割れて継いだ痕がかえって見どころになった名品もある。今回展示で特に楽しみにしてた継いだ茶道具!ワックワク!
ていうか《青磁輪花碗 銘 馬蝗絆》は7月にトーハクで見ましたが、今度はこっちに来てるのね。青磁最高!
継いだ茶道具は、より一層、持ち主の愛着を感じることができる。
赤楽茶碗や、志野茶碗も。
《信楽壺 銘 破全》は根津美術館の創始者根津青山氏の愛蔵品で、元々は欠けも割れもない壺で、面白みがないと評されたことから、少し欠くように出入りの者に言いつけておいたら、勢いあまって壺は粉砕されてしまった。それを見て意気消沈した青山氏だったが、そのまま花入として茶会に出したら、招かれた益田鈍翁氏に賞賛されたので、機嫌を直したという。その説明書きを見て笑ってしまった。壺は長らく陶片のまま保存されていたが、近年修復されたそうで、この日見たのは金継ぎで修復された形のいい壺であった。青山氏はこの直しも気に入っただろうか?
東洋陶磁美術館から出ていた大きな《白磁壺》は昔盗まれた際に粉砕されたそうだが、現在は修復されて完全な形となっている。継いだ痕もないので、本当に破片になったの?と疑いたくなってしまう。(今回見るのが初めてではないのだが)。

以上、息切れするほど気合いの入った名品揃いで大満足の展示でした。
展示替え、巻替えがあり、10月15日以降にけっこう替わる。ただ鳥獣戯画のもう一つのは10月21日以降なので、10月21日〜11月3日の間にもう一回来られればいいな。


2階は展示室5は「源氏絵と伊勢絵」。源氏物語の場面が描かれた屛風などがありました。こないだ「あさきゆめみし」(漫画)を読んだからなんとなく場面がわかるわね・・・

展示室6のお茶室テーマは「秋光を楽しむ茶」。《螺鈿虫文香合》は細かい螺鈿の細工が美しい。
また、《秋草蒔絵棗》は蓋上部に三日月型の蒔絵が、そして胴部にはよく見ないとわからない黒漆の浮き彫りになった秋草の絵が。この棗好きなのよね〜センス抜群で。こういう棗売ってないかな〜といつも探してるんですがね。


三館巡り、次回は、10月4日からの三井記念美術館「東山御物の美 ―足利将軍家の至宝―」ですね。この東山御物も、超・楽しみです。
ああ秋は忙しい。


【2014/09/21 22:19】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
千葉市美術館〜鏑木清方と江戸の風情〜
千葉市美術館にて開催〜鏑木清方と江戸の風情〜を見に行ってきました。
千葉市美術館では、年に1、2回は江戸絵画/日本画の特別展をやるよね。
千葉市美術館
鏑木清方はまとめて見る機会はこれまでなかったので、楽しみにしていました。

鏑木清方は明治11年〜昭和47年に東京に生きた人。明治維新後に生まれ、戦後まで生きたのね。
はじめは小説などの挿絵を手がけ、やがて日本画家となった。
本展示の最初の方は、挿絵の版画の展示でした。情緒を含んだ画面構成も美しい挿絵。
泉鏡花や尾崎紅葉などの小説家とも交流があり、その挿絵を描いたりもしていたようです。
そして肉筆の日本画。屏風絵もありました。女性の顔が美しく、着物の模様や色も美しいこと・・・
最後の方は、家族旅行に行った際のスケッチや、江戸の風情を残した明治時代の東京の様子を描いた掛け軸や絵巻物。それは清方の理想郷だったのでしょう。筆致は自然にサッと描いたような、凝ったものではないが、庭で水浴びをする様子や、夕涼みする様子、いつまでも見ていたいような絵巻です。

鏑木清方や上村松園の美しい日本美人を描いた日本画を見ると、つい着物の色やささやかな模様に目がいきます。
だが現代では着物姿の人を見かけることはめったにありません。だから清方や松園の後を継ぐような、日本美人を描く日本画家はもう育たないのかな、と思います。自分が和服を着たり、周りに着てる人がいないと、着物の構造とか生地の質感とかわからないだろうし。洋服を来た美人画っていうのもね。などと考えていました。

館内は混んでいませんでしたが、老母娘(母の方はおばあさんだし娘も私よりもずっと年上)がずーっと独り言のような感想を話し続けるのが気になって、全然集中して見られませんでした・・・(TT)
「私この絵好きだわ〜」って、誰もお前の感想聞いてねえよ!
しまいにはうちの夫に注意されていました。2回も。(なんで一度でわからないのか・・・アホなのですか?)
まあ多分連れに話してるっていうか、独り言感覚なんだろうな。きっと家で一人でテレビ見てるときとかも一人で喋ってるんじゃないかな。(テレビとお話する人苦手;)

もう一回見に行きたいくらいです。でも片道2時間はかかるので遠いわ・・・
ちなみに前後期入替えがありますが、数点だけです。


【2014/09/14 22:15】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。