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東京国立近代美術館〜菱田春草展〜(後期)
国立近代美術館にて開催〜菱田春草展〜に行ってきました。
前期展感想はこちら

前期展行ったときはそれほどでもなかったですが、10月12日に日曜美術館で特集やったからか、3〜4倍は人がいたかんじでした。ところどころ人だかりができるくらい。小学生くらいの男の子と両親みたいな親子連れも。
混んでてあまり最前列でゆっくり見られないので、後期展で入れ替わったものを中心に。

《秋景山水》あ、木の上に牧谿風の猿がいたのか。後で図録みて気付いた・・・
《寡婦と孤児》1895年作の東京美術学校卒業制作。時期的(日清戦争が終結した頃)に、こういう戦争による悲劇を題材にとるところが素晴らしいと思いました。(戦争バンザイではなく)。
《徽宗 猫図(模本)》もじっくり眺めておきました。

《秋草に鶉》は横山大観の《竹林の月》と対。丸々とした鶉が一羽と、藤袴の花。鶉といえば、酒井抱一の《秋草鶉図》。すっきりとした花鳥図です。

《放鶴》は《林和靖》と同じ構図なので中国宋代の詩人林和靖にちなんだ絵なのでしょう。川辺の岩場。中国風の白衣の高士が右下の岩場に腰掛け、視線の先、画面左上に飛んで行く鶴が一羽。林和靖は「梅が妻、鶴が子」と言っていたそうなので、その鶴を手放す場面なのでしょうか。人物と鶴の間の空間が心地よい。
《海辺朝陽》は横長の画面に、下3分の一のところに砂浜と水平線、上方に曇り空のなかうっすらと赤い太陽。まるで抽象画のような、新しい日本画。
《松山の朝》は縦長の構図に、3つとんがった山並みの上方に、ツリーのような均一の大きさの松が多数配置。松の下にはちょこちょこと幹が茶色に描いてあり、写実的ではなく様式的な?なんか昔のRPGのドット絵の木(森)みたいな。(笑)

《落葉》シリーズ屛風は本日は永青文庫(重要文化財)のがなくて、福井県立美術館のが来てました。しかし、描きかけの、未完の《落葉》のトチノキの紅葉と朽ちた葉の描き込みはすごいなあ。背景の地に落ちた葉や幹の描き込みがないからよけいにそう見えるのかもしれないけど。
そう言えば、先週山形に法事で帰省した際、福島〜米沢間の峠をこえる時に新幹線の車窓から見えた景色、紅葉がはじまった針葉樹林の森林が、これらの菱田春草の絵画を思わせた。

菱田春草の描く木の葉は全て正面を向いている。配置も紅葉の色も全て細かく計算されて描かれているのだろう。そこにシュールさを感じるのかもしれない。

永青文庫《黒き猫》のまわりには人だかりができていました。柏の幹に座る均整のとれた黒猫に、柏の葉。いつまでも見ていたいものです。
この、余計なものを省いた、春草の花鳥画(小動物と草木)は好きです。
今回一番気に入ったのは、《猫に鳥》という左隻にカラスと柿、右隻に白猫と菊を描いた二曲一双の金屏風。金箔の地に柿の葉や菊のたらしこみがなんともわびていて良い。

そして最後の方に展示の《早春》金屏風のヤツデの葉も、南天の葉も、全てこちらを向いている。葉脈の一本一本を金泥で描いたような細かさ。気がつくとなかなかクレイジーだと思いました。
この絵を描いた年に36歳で没した春草。もっと長生きしていたら、この晩年の琳派風を押し進めて、どんな日本画を生み出したのだろうか。

少し残念だったのは、栖鳳展では、制作時に栖鳳がどのようなことを考えて描いていたか、画家の言葉がキャプションに添えられていたりしたのに、今回はそれがなかったことですかね。もう少し春草の人となりがわかる展示だとより理解が深まったと思います。昭和まで生きた人と、明治没の人だと資料の残り方とかも違うのかもね。

猫ペアチケットはe+で発券したのを、入口でしおり型のに替えてもらいました。
猫ペアチケット
《黒き猫》と《春日》。

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【2014/10/26 21:58】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
山種美術館〜輝ける金と銀〜
山種美術館にて開催〜輝ける金と銀〜琳派から加山又造まで〜を見に行ってきました。
9月23日(火・祝)~11月16日(日)の会期で10月19日までが前期、10月21日からが後期で一部入替ありです。
Gold and Silverというメタリックな、ある意味メタルな展示です。(笑)

各画家が金箔、銀箔、金泥、銀泥、金砂子、銀潜紙などなどを用い、いろいろな効果を狙って作り上げた絵画、見ごたえがありました。
のっけからお気に入りの松岡映丘《春光春衣》。金箔、銀箔を贅沢に散らしたなんとも雅なやまと絵です。
そして、これまた私が一番好きな酒井抱一の作品の一つ、《秋草鶉図》の金屏風。薄や秋草、そして4羽の鶉の配置が絶妙なんだよなあ。
横山大観《喜撰山》は私にはよくわからなかったんだけど、裏箔を用いて表にはシンプルに墨で描いた《竹》の屛風は良いんだよね。
速水御舟《名樹散椿》は何度見ても良いが、今回は屛風の地に注目。金砂子を敷き詰める「撒きつぶし」技法を用いた金地はやわらかに均一に輝く。
竹内栖鳳の《梅園》は小さい掛け軸だが銀潜紙を使用しているところがポイント。見る角度によってその輝きがわかるが、今回はケースを上から覗き込む展示だったので、ちょっとわかりづらいか。
横山大観《寒椿》は金地に白椿を描いた小さい絵で、大観にしては珍しいかんじ。これも好き。

これは見るの始めてじゃないと思うんだけど、川端龍子の《草の実》屛風は紺地に金泥等を使って雑草をダイナミックに描いている。超カッコいい。平安時代の紺紙金泥経に着想を得たそうです。描かれているのは薄やむかご(山芋の葉)笹やどこにでもありそうな雑草なんですが、紺地に金で描かれるとなんとも荘厳に見えてくる。

第二展示室へ行って、牧進《春飇(はるはやて)》四曲屛風はプラチナ地の右側に大きく白牡丹、大きく余白をとって、左端に黒揚羽蝶2匹が舞う。上品なプラチナ地の輝き、それに丁寧に描かれた牡丹の花や葉の色彩に引き込まれる。牧進、好きですわ。
田渕俊夫《輪中の村》は銀とグリーンを基調に田畑の風景を、《好日》は金を基調に稲刈り後の田んぼの風景を描いていてとても良かった。色数をしぼって効果的に金銀を使っている。
牧進、田渕俊夫両氏は現存する現代の画家なので、もっと多く作品を見られる機会があるといいな。

図録の購入も検討しましたが、やめました。いかんせんだいぶ小さい画面になってしまうし、こうしたメタリックな作品は、見る角度によって輝きが違うので、左右から見たりしゃがんで見たり、やっぱり、実物を鑑賞するのが楽しいです。実物を目の前に作者の創意工夫を感じるのが。

観賞後はカフェにて抹茶と和菓子をいただきました。
山種美術館
山種美術館
柿です!
小林古径の《秌采》をモチーフにした「秋風」。
柿は見てよし、描いてよし、食べてよし、ですね〜。(*^^*)


山種美術館の向こう1年間の展覧会スケジュールが出てました。(紙)
サイトだとまだ4月までしか出てないですが・・・
次回が11月22日から「東山魁夷と日本の四季」、2月11日から「花と鳥の万華鏡(春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥)」、4月18日から「松園と華麗なる女性画家たち」、6月27日から「前田青邨と日本美術院」、9月1日から「秋の彩り(竹内栖鳳・福田平八郎・山口蓬春・東山魁夷)」・・・だそうで、向こう1年もとても楽しみです!


【2014/10/19 23:26】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
府中市美術館〜ミレー展〜
府中市美術館にて開催、ミレー展〜愛しきものたちへのまなざし〜を見てきました。招待券をゲットしたので〜

ジャン=フランソワ・ミレーは19世紀のフランス、バルビゾン派の画家で、農村に生きる農民達の姿を多く描いた。「種をまく人」や「落ち穂拾い」は特に有名。

初めは宗教画や歴史画を描いていたようです。肖像画も多く描いたようですが、妻やその父母など、親しい人への親しみを込めて描いたような肖像画を多く描いたようです。最初の妻、ポーリーヌ・V・オノは美しい人でしたが、病のため結婚から2年?で死別したらしい。2番目の妻の肖像画もありましたが、その頃はもうあまり肖像画を描いていなかった時期だったので点数は少ない。
どこかの市長の肖像画を依頼されて描いたがミレーはその実物には会ったことがなかったため、似ていなく、報酬がもらえなかった。ミレーは十戒を指し示す「モーセに扮した自画像」を描き、抗議し、一部の報酬を得たというエピソードがおもしろかった。

ミレーといえばやはり農村の農民の姿を描いた絵ですよね。「種をまく人」や「落ち穂拾い」は何枚も描いたらしく、ここに来ていたのは一番有名なやつではないけど、素朴な筆致が心を安らかにする絵ですね。農民の暮らしはかなり厳しいものだったのでしょうが・・・
「子どもたちに食事を与える女(ついばみ)」は親鳥の幼鳥への餌やりをイメージして描いたようでかわいらしい。
「待つ人」は息子の帰り(帰郷)を待つ老夫婦、老母は外で物音がしたかと思うと、息子が帰って来たのだと思い家の外に出てみるが、誰もいない。老父はそんな妻の様子を心配するが、盲目である。という場面。老母が見やる道の先にはただ夕焼けの光がさすばかり。見ているとしんみりするような絵です。
他に、農民の暮らしには欠かせない家畜・・・羊、牛、鵞鳥、鶏も多く描かれていました。
羊シリーズ「夕暮れに羊を連れ帰る羊飼い」の絵は夕焼けの空の色が美しかった。「羊の毛を刈る女」はハサミを持って毛刈りをする様子が等身大より大きくリアルに描かれていた。「垣根に沿って草を食む羊」は羊の食欲旺盛な様子がよく表れていた。逆光で描かれていた。
西洋画のこういった輪郭線のない描き方、逆光(陰影)、遠近感は日本の近代画家たちにも大きく影響を与えたのだろうなあ。

西洋画の抽象的なかんじは苦手ですが、こういう素朴に農村の様子を陰影豊かに描いた絵はいいなあと思いました。


【2014/10/19 22:31】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
Catamenia japan Tour 2014 in 渋谷 その2
2014.10.4(土)渋谷サイクロン

21:00-22:10 Catamenia (Finland)
ついに、フィンランドの狼バンド、Catamenia登場!
会場内もかなり客うまってました。
怒濤のメロを!存分に聴かせてくれ!!

【2014/10/13 18:30】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
Catamenia japan Tour 2014 in 渋谷 その1
Catamenia

先週10月4日(土)、Tokyo Dark Fest主催、Catamenia Japan Tour 2014に行ってきました。
アモなんば、恵比寿以来4ヶ月ぶりのライブ参戦とあって、楽しみやら緊張するやら!?
会場は、2月のSepticfleshと同じハコ、渋谷サイクロンでした。
めずらしく平日ではなく土曜だったので、いそいそと支度し、開場の17時前には会場の前に着きました。
Catamenia Tシャツ持ってないので、同じフィンランドだからいいかと、AmorphisのスカルTシャツを着用することにしました。
Amorphis汎用性の高いエレガントスカル。

サイクロン入口の看板。
TDF
もうここから階段降りてっていいのか、いつも迷う。(^^;;
開場前から、階段降りたところで、物販先にやってたようです。
Location:Coldの狼ジャケがカッコイイCatamenia Tシャツが売れてましたね。

今回はチケットを確保したのが1ヶ月程前だったので、整理番号は特に早くなく69番。
17:30に開場し順次入場しましたが、なぜか50番までしか呼ばれず、その後は順番があやふやになったので、適当にドリンク代600円を払って入場。
ポジショニングは、キーボードがいる右側がよかったんですが、あまり空いていなかったので、Septicfleshのときと同じく、またもや最前列左端に滑り込みました。
Catameniaは激しいから、モッシュやサークルピットとかになると怖いので、最前列がかえって安全です。
ここの位置、幕がないから、ステージの準備している様子とか丸見えなのよね。(^^;;

土曜だけあって、Septicfleshのときよりも客入りは良いようでした。

【2014/10/13 16:37】 | 音楽 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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