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サントリー美術館〜藤田美術館の至宝
サントリー美術館にて開催〜藤田美術館の至宝 国宝 曜変天目茶碗と日本の美〜に行ってきました。
藤田美術館は明治時代に活躍した実業家藤田傳三郎(1841~1912)と、その子息らが収集した東洋古美術品を所蔵する美術館で、大阪市にあります。
私は訪れたことないんですが、こうやって大阪から来てくれるのは、ありがたいですね。

第1章 傳三郎と廃仏毀釈
明治維新という革命は日本を急速に近代化させ、傳三郎も富の恩恵を得ましたが、その一方で、政府の欧化政策は日本の伝統文化の崩壊をもたらしました。傳三郎は、廃仏毀釈によって仏教美術品が破壊されたり、海外に散逸していく危機を憂慮し、これを阻止すべく私財を投じて文化財の保護に努めました。
快慶作《地蔵菩薩立像》は鎌倉時代の作にもかかわらず、着衣の彩色もよく残り、お地蔵様の顔の唇にも紅がさしていて、素晴らしい仏像でした。

第2章 国風文化へのまなざし
古今和歌集断簡や絵巻などがありました。もちろん初めて目にするものばかりです。

第3章 傳三郎と数寄文化
鎌倉時代の書や中国の宋・元時代の古い絵画がありました。

第4章 茶道具収集への情熱
茶入は文琳茶入など、小振りなものが多かったです。
国宝曜変天目茶碗もさることながら、我々がハッとしたのは《飛青磁片口》でした。中国・元時代の、鉄斑が散らされた青磁を飛青磁といいますが、その作例は多くありません。東洋陶磁美術館で持っている花生(壺)を見たことはありましたが、このような片口タイプは初めて見ました!

そして、香合の大関番付にも載る《交趾大亀香合(こうちおおがめこうごう)》を傳三郎が亡くなる10日前に手に入れた(競り落とした)というエピソード。実際に手にすることは叶わなかったようですが、美術品収集への執念が伝わってくるエピソードです。その香合は本展の最後に展示されています。けっこうでかい。

第5章 天下の趣味人
傳三郎といえば、実業界随一の趣味人として知られます。茶の湯や建築・造園のほか、能楽は家族と一緒にたしなんでおり、邸内には能舞台も備えられていました。
ということで、能装束や能面などが展示されていました。
竹内栖鳳の《大獅子図》屛風が大迫力でした!

第4章の茶道具以外は、前期(8月5日〜31日)と後期(9月2日〜27日)で展示替えするものが多かったみたい。竹内栖鳳の絵画も後期には2つ出るし・・・
できれば9月にももう一度行ってみたいです。

とにかく、明治時代に、東洋美術の名品を収集し、守り、後世へ伝えた藤田傳三郎氏ら実業家や財閥に感謝しなければなあと思うのです。


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【2015/08/24 22:49】 | 美術館 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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